AIで動画生成に挑戦した話:LumaAIに1か月課金した素人の正直な記録

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こんな人に読んでほしい記事です 「AIで動画が作れると聞いたけど実際どうなの?」「LumaAIって使えるの?」と気になっている方、とくにLofi動画やYouTube用の動画素材をAIで作れないか調べている方向けに書きます。

結論から言うと、1か月課金して、使える動画は2本しか作れませんでした。 しかもその2本も、正直自分が期待していた動きとは違いました。同じ失敗をしてほしくないので、体験談を正直に書いておきます。

なぜLumaAIを始めようと思ったか

YouTubeでLofi系の動画をよく見かけます。雨が窓を静かに流れる映像、ろうそくの炎だけがゆらゆら揺れる映像、湯気だけがゆっくり立ち上る映像……ほんの一部だけが動いているシンプルなループ動画です。

「ああいうの、AIで作れないかな」と思い調べ始めました。以前Midjourneyで画像生成に挑戦したとき(その体験談はこちら)に、動画生成の壁も経験していたので、今度は動画生成に特化したツールを試してみようと思ったのがきっかけです。

調べた結果、動画生成AIとして名前がよく挙がっていたのがLumaAI(ルーマエーアイ)のDream Machineでした。「クオリティが高い」「動きが自然」という評判を見て、PLUSプランに課金してみることにしました。

そもそもLumaAI(Dream Machine)とは?

LumaAIはアメリカのAI企業が開発した動画生成AIサービスで、Dream Machineというプラットフォームで提供されています。テキストや画像を入力するだけで、数秒〜数十秒の動画を自動生成してくれます。

他の動画生成AIと比べた特徴として、3D空間として映像を理解した上で動画を生成するため、人物の動きや空間的な整合性が崩れにくいと言われています。風景動画や製品映像、抽象的な映像素材で特に実力を発揮するとされています。

LumaAIの料金プラン

基本的に4つのプラン(Free・Lite・Plus・Unlimited)とエンタープライズ版が用意されており、サブスクリプション形式です。

プラン月額(月払い)クレジット商用利用
Free無料500/月不可
Lite約$92,000/月不可・ウォーターマークあり
Plus約$2910,000/月
Unlimited約$99無制限

商用利用が可能なのはPlus・Unlimited・Enterpriseプランが対象で、Liteプランは動画生成時にウォーターマークが付き、商用利用不可です。

クレジットとは?

LumaAIは生成するたびにクレジットを消費する仕組みです。動画の長さや品質設定によって消費量が変わります。高品質・長尺な動画ほどクレジットの消費が大きくなります。

私が契約したPLUSプランは月10,000クレジット付与。「10,000もあれば余裕でしょ」と思っていましたが、これが甘い考えでした。

実際にやってみた:4つの大きな壁

壁① プロンプトの指示が通りきらない

Midjourneyのときと同じように、GeminiとChatGPTを使って英語プロンプトを作り、LumaAIに入力しました。最初から「完璧なシームレスループ、安定した動き、一定の煙の流れ、開始フレームと終了フレームの一致」を指示して動画生成するよう、できる限り詳細なプロンプトを用意しました。

ところが、一度のプロンプトに複数の指示を入れると、全部が反映されにくいという問題にすぐぶつかりました。「煙だけ動かして」「ループにして」「背景は動かさないで」という3つの指示を同時に入れると、どれかが無視される、または中途半端にしか反映されないのです。

GeminiやChatGPTに「一つの指示に絞ったシンプルなプロンプトにして」と頼んでも、一つの指示だけに絞ったところで思い通りに動かないことも多く、結局何度も生成し直すことになります。

その度にクレジットが消費されていきます。

壁② クレジットの消費が想像以上に早い

月10,000クレジットというと多そうに見えますが、試行錯誤しながら使っているとあっという間になくなります。

高品質な設定で数秒の動画を生成するだけで数百クレジット消費します。「思ってたのと違う→やり直し→また違う→またやり直し」を繰り返すと、10回も試さないうちにかなりのクレジットを使い果たしている感覚でした。

Midjourneyのようにひたすら試行錯誤して感覚をつかんでいく、というやり方がクレジット制では非常に難しいです。1回の生成コストが高いため、慎重に試さなければならないのに、慎重にやっても思い通りにならない。このジレンマがストレスでした。

壁③ 動きの制御が難しい、動かしたくないところまで動く

Lofi動画でやりたかったのは「煙・湯気・ろうそくの炎だけが動いていて、背景や他の要素は一切動かない」という映像です。

ところが実際に生成すると、煙や炎以外のものまで動いてしまいます。 テーブルが揺れたり、背景がゆらゆらしたり、カップが微妙に動いたりと、指定していない要素が次々と動き出します。

「煙・湯気・炎以外のものは絶対に動かすな」というネガティブプロンプトをGeminiとChatGPTに作ってもらい、4回試しても背景が動く。毎回何かが動く。「絶対に動かすな」という指示が通らないのです。

これはMidjourneyでアニメーションを試みたときと全く同じ壁でした。AIは「動かしてはいけない部分」の指定が非常に苦手なようです。

壁④ ループ映像のフリッカー問題

Lofi動画はループ再生が前提です。動画の最後が終わったらまた最初に戻り、つなぎ目がわからないようにシームレスにループするのが理想です。

ところが、AIで生成した動画をループさせようとするとフリッカーという問題が発生しました。最初のフレームと最後のフレームで光の明るさや色味が微妙に変わってしまい、ループの繋ぎ目で画面がパッと切り替わったようにガタついて見えるのです。

「開始フレームと終了フレームの色味・明るさを完全に一致させて」と指示しても、これがなかなか直りません。フリッカーを修正しようとするたびにクレジットを消費し、それでも直らない。

結局フリッカーの修正はLumaAIだけでは無理と判断して、CapCutで画像を複数重ねて光のフリッカーを手動で修正するという作業をする羽目になりました。AIで完結するつもりが、結局別のツールが必要になるという、Midjourneyのときと同じ結末です。

1か月の結果

1か月・PLUSプラン(月10,000クレジット)を使い切った結果、動画として実際に使えた形にできたのは2本だけでした。

その2本も、正直自分が期待していた「煙だけがゆっくり動く静かなLofi映像」とは少し違います。どうしても余計な部分が動いていて、最終的にCapCutで手を加えて何とか形にした感じです。最初からCapCutで煙の素材を組み合わせて作ったほうが早かった気がします。

動画生成AIだけで完結するLofi動画は、少なくとも素人には今の技術では難しいというのが率直な感想です。

LumaAIが向いている用途・向かない用途

向いていると感じた用途

LumaAIのレビューを調べると、風景動画・製品ショット・抽象的な映像素材では本来かなり実力を発揮するツールのようです。「カメラがゆっくりパンする風景映像」「製品がゆっくり回転する映像」など、全体がなめらかに動く映像は得意とされています。

向かなかった用途(私のケース)

  • 特定の部分だけを動かして他は静止させるLofi系映像
  • シームレスなループ映像
  • 細かい動きの制御が必要な映像

一部だけを動かす制御や、ループのシームレスさは現状の動画生成AIには難しい領域で、LumaAIだからダメというよりも、動画生成AI全般の現時点での限界という印象です。

動画生成AIを使う前に知っておいてほしいこと

この1か月の体験から、同じ目的で試してみようとしている方に伝えたいことをまとめます。

クレジット制のコスト感覚を事前に掴んでおく

試行錯誤前提のツールなのに、試行錯誤するほどコストがかかる構造です。無料プランでまず感覚をつかんでから有料プランに移行する方が賢い順序です。

「一部だけ動かす」は現状難しい

Lofi系のような「特定要素だけをアニメーションさせる」表現は、現状の動画生成AIが最も苦手とする指示です。この用途を期待して課金すると私のようになります。

動画編集ツールとの併用が前提

CapCutなど動画編集ソフトとの組み合わせが現実的です。「AIだけで完結する」という期待は今の段階では持たない方がいいと思います。

まとめ:失敗したけど、やってよかった

1か月課金して使えた動画が2本、期待した動きでもなかった。客観的に見れば失敗です。

でも「動画生成AIで何ができて何ができないか」「素人がつまずくのはどこか」を実際に体験できたことは、調べるだけではわからない収穫でした。

動画生成AIに興味がある方は、まず無料プランで試してみて、自分の用途と合うかどうかを確認してから有料プランを検討することをおすすめします。私のように「とりあえず課金してみよう」で始めると、クレジットがみるみる減っていくのを眺めながらフラストレーションが溜まるだけになりかねません。


Midjourneyでの画像生成の体験談はこちら→ AIで副業に挑戦した話:Midjourneyに2か月課金した素人の正直な記録


※記事内の料金情報は2026年5月時点のものです。為替レートにより円換算額は変動します。最新情報はLumaAI公式サイト(https://lumalabs.ai)でご確認ください。

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